オレは、いつ死んでも構わないって、思ってた。




どうせオレは、誰からも愛されないガキだ。




オレが死んでも、悲しむヤツなんて、誰もいない。




オレのことは、オレが一番知っている。




オレは、この世に生まれてきちゃダメなガキだったんだ。




親父、お袋、あんたたちだって、そう思ってるんだろ?




だからオレは捨てられたんだ。




そんなことくらい、オレにだって、わかってる。