拷問ゲーム

「高木、お前はバカだから、自分の首に巻いてある鉄の首輪の存在を忘れてるだろ?

お前の首に巻いてあるその鉄の首輪からは、強烈な電気が流れるんだ。

ちなみに、その鉄の首輪のリモコンはオレが持ってる」




志村はそう言って、オレに携帯電話ほどの小さなリモコンをオレに見せた。




「このリモコンは、優れものでよ、電気の強さが調整できるんだ。

今の電気は、お仕置きレベルだ。

もっと電気を強くすれば、お前を失神させることもできるし、殺すことだってできるんだ。

なぁ、おもしれぇだろ?

オレもこのリモコンをちょくちょく使いてぇからよ、
高木はどんどんオレに逆らえよ」




オレは床に倒れながら、志村を見上げた。




志村みたいなゲスなヤツに、自分の運命が握られているなんて、本当に悪夢だ。