拷問ゲーム

「お前らは、ゲスなんだ!

お前らは、人の不幸にたかる銀バエかよ!

人の不幸を金に変えて、お前らは楽しいのかよ!」




「ああ、最高に楽しいね」




志村は、少しも悪びれることなくオレにそう言った。




「人の不幸ほど、人を幸せにするものはないんだ。

人間は、無意識のうちに、いつも人と比べてるんだ。

それで、自分と他人との優劣を決めてるのよ。

だから、人が不幸になって、下の下のずっと下の方に落ちていくと、最高にうれしくなるわけだ。

ああ、オレはこいつじゃなくて良かった。

オレは幸せだ。

ざまぁみやがれってな」




オレは志村の話にヘドが出た。




志村も藤城と同じく、人間のクズだ。




だけどオレは、そんなクズどもに、奴隷並の扱いをされている。




オレはそんな自分の弱い立場に、激しい嫌悪感を持っていた。