拷問ゲーム

オレの指に、ジッポライターの炎が触れたちょうどそのとき、部屋の中にけたたましいベルの音が鳴って、
オレはドキリとして息をのんだ。




でも次の瞬間、オレの指からジッポライターの炎が遠ざかり、オレはなぜだか、拷問を免れていた。




「残念だな、高木。

時間切れだよ。

お前の拷問の時間が終わっちまったぜ」




オレは藤城のその言葉を聞いて、ホッとため息をつき、脱力していた。




オレはうなだれて、下を向き、ようやくオレへの拷問が終わったことに安堵していた。




「それじゃ、中川、高木を解放してやれ」




藤城がそう言うと、中川はオレの腕と腰を固定しているベルトを外し始めた。




オレはやっと自由を手に入れ、拷問椅子から立ち上がり、爪が剥がされた指を見つめた。