拷問ゲーム

「止めて下さい!

お願いです、止めて下さい!」




オレは涙を流しながら、みっともなく鮫島に助けを求めていた。




拷問に対して、何の抵抗もできないオレと拷問を加え続ける鮫島では、
神さまと奴隷くらいの身分の差があった。




オレは痛みから逃れたいばかりに、心の中では蔑んでいる鮫島に懇願していた。




ザック……、ザック……、ザック……、ザック……、ザック……。




一定のリズムを刻んで襲ってくるその激痛に、オレは首を大きく横に振って、必死に足をバタつかせていた。




藤城はオレが苦しむその様子を腹を抱えて笑い、自分の部下たちとよろこんでいた。




「おい、お前ら、高木の身悶える姿を見てわかるだろ?

金持ちが大金出しても、この映像が見たいわけをよ。

高木が悲鳴を上げる度に、オレたちは優越感に浸って、幸せな気持ちになれるんだ。

高木みたいな奴隷的なヤツがいるから、オレたちの価値は上がるんだぜ。

だって、オレたちと高木を比べてみろよ。

それはもう、天と地ほどの差があるってものよ」




藤城はそう言って、うれしそうに、オレを指差して笑っていた。