まじめっ娘とイケメンくんの恋



「このままさ
飲みに行かない?」


「あたしまだ未成年なんで
お酒はちょっと」


「えぇー意外な答え!
未成年だから飲まないとか
そーいいながら飲んでんでしょ?」


「飲んでないよぉ」


「行こ!行こ!
このまま帰るのって
寂しいじゃん!せっかく
カレカノになったんだからさ
いい店知ってるからお祝いしよ!」


手を取られほぼ強制的に
飲み屋さんへ連れていかれたのだった。


「こんばんは!」お店の扉を開けると
カウンターの中で飲み物をを作りながら
マスターが「おう!貴生くんいらっしゃい」
と貴生さんに言った。


「久しぶりじゃん
バイトのナナちゃんが
最近貴生くんら来ないねって
淋しがってたよ
今日はナナちゃん休みだから
残念がるわ あ・・・」


話している途中にマスターは
後ろにいるあたしに気づいた。


「一人で来たのかと思ってた
その子は彼女?」


「そう!さっきやっと
返事もらったからね
マスターに自慢しようと思って連れてきた」


「そっか
貴生くんもとうとう彼女もちか」


「何ですかそれ」


「いや 意味ないよ
何飲む?」


「梅酒ジンジャー割薄めでね」


「彼女さんは?」


「あたし?あたしは・・・」


わからない
何がいいのかわからない。


「同じで」


「彼女はめっちゃ濃い目ね」


「おいおい貴生くん?
彼女酔わせて何をしようと考えてんだ?」


えっ・・・貴生さんを思わず見てしまった。


「薄めでお願いします
もはや梅酒が1でジンジャー9の割で」
慌ててマスターに言うとマスターは
笑いながら『こいつは手が早いから
気をつけて!』と言った。


本当の話?
手が早いって。。。