しばらく海岸を歩き
近くで夕飯を食べて帰ろうと
ファミレスに入ったが
ちょうど込み合う時間
「どこも多いな」
「夕飯時だもんね
あれだったらあたし何か作ろうか?」
「うん?」
「今日遊んでくれたお礼に作るよ
チャーハンぐらいならすぐできるし
チャーハン好きだったよね?」
「好きなのは好きだけど・・・」
謙太さんはすぐに
「うん!じゃあ作って!」
とは言わなかった
反対に迷惑っぽい。
作るということは
彼女でもないのに重いか・・・。
「あっ!このまま解散しよう!
あたし街で買い物したいし
うん!そうしよっ!
今日はありがとね
ゴロゴロする予定が
こんなところまで来れて楽しかった」
「待て!
『あ~そーかじゃあな』なんて
こんなところに放置で帰れるか?」
「放置じゃないよ別に
そこバス停だし すぐ来るでしょ」
「飯は?」
「各自自由食」
「作ってくれるんじゃないの?」
「さっき迷惑そうだったじゃん」
「あやっぺは人の話を最後まで
聞かないタイプなんだな
チャーハンが好きだけど
今はチャーハンの気分じゃないって
言いたかったのにさ」
「あら!そう?
何の気分なわけ?」
「今は焼き肉」
「焼き肉かぁ~それは家では無理だな
あっ!!!似た系ならできる!
帰ろう」
「帰ろうってお前買い物は?」
「明日でもいい」
とか言って買い物の予定なんて
ないんだけどね。



