「あっ!けんちゃんはどう思う?」
今度は謙太さんに聞いた。
「そんなもんじゃない?
あか抜けたと言えばあか抜けたんじゃない?」
超適当な感想。
「ありがとうございました
いくらですか?」
「あ~要らない!」
「そんなぁ~ダメです!
ちゃんと取ってください」
「いいのいいの!
今度また来て!」
「はい!こちらこそお願いします」
「そんなことより
素敵な恋をしてね」
あたしたちはお姉さんの美容院から出た。
「本当ありがとうございました
今日皆さんお暇なら晩御飯ご馳走します!」
「わっ!マジで?
何奢ってもらう?」
「そーだなぁ!
洋食工房のディナーなんてどう?」
「おっ!いいね!」
待って・・・洋食工房って
高級レストランじゃん
無理無理。
「あのぉ~
あたしのバイト先じゃダメですか?」
それなら半分以下で済む。
「どこでもいいよ 食わせてくれるなら」
すぐにお店に電話をして
席の確保をお願いしたのだった。



