まじめっ娘とイケメンくんの恋



「ありえない!!
うーんと綺麗にして見返してやりたいね」


「あはは
それはきれいな人が言う台詞です
あたしは無理です」


「無理じゃない!
あたしが保証するわ
あなたはすごく心もきれいだし
顔だって素顔がいいんだから
絶対見返しできるって」


「ありがとうございます
魔法をかけられてるみたいです」


「だけどさ
話聞いてると厳しい親なのに
あなたのひとり暮らし
よく理解したわね」


「その合コンのとき
みんなの自由さが少し羨ましくなって
あたしも少しは羽ばたいてみたい!
と思って頼みに頼み込んで
やっと許可をもらったのが
ギリギリだったんです」


「そっか
でルームシェア?」


「不動産屋さんの手違いで
同姓同名のあたしたちが
重複契約してるのを
気づかず・・・みたいな」


「そっか」


「でも 彩子さんは楽しくていい人だから
よかったかもしれません
こんなところまで紹介してくれるし」


「じゃあ 不動産屋さんに感謝?」


「半分・・・」


「半分??」


「彩子さんの彼氏がよく出入りするから
何となく・・・」


「あ~ね~
じゃあ あなたも、彼氏を見つけて
連れてくればいいのよ」


「彼氏・・・ですか
それはまだまだ先の話になりますね
そのうち大学卒業しちゃって
連れてくる前に出て行っちゃってるかも」


「えっ?そこまで
作る気ないの?」