山下くんがテキトーすぎて。




ななななななんと!?



「今も練習あってるってこと!?」


「うん」


「なにやってるの!早く行きなよ!!」



必死で訴える私を見ながら

大倉くんは面白そうに笑う。




「だいじょーぶだって。
ちょっと1日休むくらい平気」



「いやいやいやダメでしょ!それに、なんかこっちも悪いし…」



「いーんだよ。俺が好きで遠山さんと一緒にいるんだから」



「えっ」



一瞬で顔がぐわっと熱くなる。



大倉くんはこんなこと言い慣れてるんだろうけど、男の人と縁がない私は…




「……遠山さん、真っ赤」



「い、いや…真っ赤じゃない、デス」



馬鹿すぎる返ししかできない。


もう、大倉くんの顔を見れないよ…




「……可愛い」



さらり、と
大倉くんの手が髪に触れた。



心音が大きく聞こえはじめる。