そしてニコッと笑ったかと思うと、女の子に手を振ってこちらに歩いて来る。
ええっ、ちょっと待って!!
頭の整理がつかないまま、とうとう大倉くんと向かい合う形になった。
「遠山さん、今から時間いい?」
「え……っとお、」
「山下が起きないんなら、今日は俺が遠山さんの勉強見るよ」
「えっ」
「ここじゃアレだし、図書室行こうか」
突然の提案に戸惑う私。
その様子をニヤニヤとした表情で見ている、かんなと藤本くんは……
「いーじゃん愛音!
教えてもらってきなよ〜!」
「うん、行っといでよ。山下のことは俺に任せていーから!」
なんか二人とも楽しそう…?
まあ、いっか。
「じ、じゃあ、
よろしくお願いします大倉くん」
「ん。こちらこそ」



