っぱり変だ!!!
山下くん頭までどうかしちゃったみたいだ。
大変だ。どうしようか。
なんか幼い子みたいな甘えた声を出してる。
なんだか母性本能がくすぐられる……。
「ぶっ。なに本気にしてんの?」
ん、あれ。声の調子が戻った?
「愛音ちゃんてほんとおもしろい顔するよね」
「んなっ!?」
「うん。その顔も好きだよ」
「うっ、うるさいし!!」
なんだなんだ、いつもとかわんないじゃん。
今朝のやけに機嫌が良かったのも演技なのかな?
全て計算……?
やっぱり山下くんは掴めない。
「さっ、教室に行こーか」
すっと立ち上がって自分の鞄を手にとる山下くん。
さっき倒れたのが嘘みたいに……元気?
いや、でも……。



