うん、そりゃ痛かったよね!
藤本くんのカカトオトシ!!
「他には大丈夫!?なんでいきなり倒れるの!?山下くんどっか悪いの!?私……っ」
自分で思っていたよりもずっと焦っていたらしい。胸が圧迫されたみたいに苦しくて、力を抜いたら涙が出てきそうだった。
「愛音ちゃん落ち着いて?俺はなんともないから」
それから頬に優しく手が当てられた。
だけど私を見つめる瞳は、どこか遠くを見てるような……虚ろな色をしてる。
「俺のこと心配なんだ?」
「うん……」
「じゃあ一緒に寝よ」
「うん……って、ええっ?」
「ベッドの上で俺をいっぱい甘やかしてくれる?」
「………や……」



