んえっ!?何やってるの……!!
思わず目をつぶった。
うっすらと開いてみると、攻撃をくらった山下くんが「うっ…」と悩ましい声をあげて右手で頭を抱える仕草をした。
う、動いた…!
それにしても手荒すぎるよね藤本くん!?
山下くん、弱ってる(?)んだよ!?
それを蹴り落としなんて!だめだよ!
この前の机蹴りといい今のといい、足グセ悪いのかな。
「遠山さん見た?俺の華麗なるかかと落とし」
……って、藤本くんのことはどうでもいい!
「山下くんどうしたの!?大丈夫!?」
駆け寄って意識を確認する。
うっすらと開いた唇から吐息のような声がもれた。
「いたい……」



