山下くんがテキトーすぎて。



ほらね。意味不明。
やっぱりそんな事ばっか言う。


山下くんなんて、私のこと女の子として全然見てない。



可愛いなんて、思ってないくせに。

からかって面白がってるくせに。




「今日……笹川さんは…?」



訊ねると、山下くんはふっといたずらっぽく笑う。



「気になる?」


「……」


「今日は来ないよ」


「……どーして?」


「そんな事より、」



無理やり遮られた。

山下くんが立ち上がる。



「屋上付き合って」


「えっ!屋上?!なぜ?!」



それに返事はしないでだるそうにカバンを肩にかけたかと思うと、歩き出した。