山下くんがテキトーすぎて。




「山下くん、今なんて言──」


──ガラララッ…



「よし、朝礼始めるぞ。日直、号令」



先生までタイミング良すぎかよ。


「きりーつ」と号令がかかって立ち上がり、再び山下くんを横目で見ると、



……眠っていた。机に顔を突っ伏して。


……は?!

ものの数秒前まで起きて私と話してたよね?なんでもう寝てるの?!


気持ちよさそうに寝息までたてて…。


しかも、また顔こっち向けてるし。

ううっ、相変わらずきれーな顔…。


なんて見惚れていると。



「遠山〜挨拶はもう終わったぞ。いつまで突っ立ってるんだぁ?」



「えっ…?はっ!すみません!!」



見れば皆すでに着席しており、クスクスと笑いながら私を見ているではないか……。


うわっ。やってしまった。

めっちゃ恥ずかしいな私!


慌てて席につくも、先生は尚私から視線を逸らさない。



「遠山と山下はなんで机くっつけてるんだ? 仲良しか ?」



ニヤついた顔でそんなことまで聞いてくる。