山下くんがテキトーすぎて。






返事をしながら、ぐわぁぁぁっと再び顔が熱くなっていくのがわかった。




明るくて、楽しそうな人。



お母さんに似てるってことは、私もそう思われてるってこと……?



これは、どう考えても褒め言葉だよね。




嬉しいな……。

顔、緩んじゃうんだけど!!





山下くんは登校してくるなりすぐ眠りにつく人なので

朝からこんな風に会話を交わすことが
ほとんどないため、


階段を上がりきったときには私のテンションは、かなりハイになっていた。





「山下くんて、
意外と力持ちなんだね!!」



「意外とって失礼だね、遠山」



「えへへ、ごめんね?」



「けっこう、がんばった俺。
遠山、思ったより重いし」



「えっ!」



……ガーン!

重いって言われた!!


まぁ、わかってたことだけど、
そんなにはっきりと言わなくても……。





「遠山の重み、噛みしめてた」



「ううっ…重たくてごめんなさいぃぃ」
 


「いーよ。そのぶん、俺の中に刻み込まれたから」



「……ふうん?」




きざみこまれた?

また相変わらず意味わかんないなぁ。