山下くんがテキトーすぎて。





やっぱりこの年頃の男の子って

よくわからないね。



なんて心の中では冷静に考えてみるものの、




「遠山さん、赤いよ?」



「……っ」




異性に免疫のない私は当然こうなります。



む、無理だよ〜!!

朝からイケメンと並んで登校♡なんて!




だって周りの女の子とか、

めっちゃこっち見てる!!



私、目立ってる!!!




「遠山さん」



「はい!」



「気をつけて。目の前、電柱が」



「えっ?…うわっ!ほんとだ!!」





慌てて足に急ブレーキをかける私。


ふぅ、なんとかぶつからずに済んだ…


そう思ってほっとため息をつくと、




「……っぶははは!」



大倉くんは急に
お腹を抱えて笑い出した。



私はまた顔が熱くなる。