夢の中の君に、届け。
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柏木 あや/著
- 作品番号
- 1349359
- 最終更新
- 2017/03/11
- 総文字数
- 4,128
- ページ数
- 10ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 56
- いいね数
- 0
───ある夏、友達もいなくて一人ぼっちだったわたしに一筋の光が射した。
『実琴は一人じゃないよ』
『僕が、実琴の初めての友達になってあげる』
わたしに出来た初めての友達。
あれは、確か今日みたいな暑い夏の日だった。
あれから五年たった今。
わたしは周りに一線を引くようになっていた。
『逃げ出したい』と、思うようになっていた。
そんな時、わたしの夢に一人の少年が出てきた。
その少年は、言ったんだ。あの時の彼のように。
『キミは、一人なんかじゃない。僕はキミの夢の中の登場人物で、キミの初めての友達だ』
わたしに、またも光が射した。
それは、十四の夏。
夢の中の少年と一人ぼっちのわたしに起こった、ひと夏の物語。
〈2016.7.8~〉
『実琴は一人じゃないよ』
『僕が、実琴の初めての友達になってあげる』
わたしに出来た初めての友達。
あれは、確か今日みたいな暑い夏の日だった。
あれから五年たった今。
わたしは周りに一線を引くようになっていた。
『逃げ出したい』と、思うようになっていた。
そんな時、わたしの夢に一人の少年が出てきた。
その少年は、言ったんだ。あの時の彼のように。
『キミは、一人なんかじゃない。僕はキミの夢の中の登場人物で、キミの初めての友達だ』
わたしに、またも光が射した。
それは、十四の夏。
夢の中の少年と一人ぼっちのわたしに起こった、ひと夏の物語。
〈2016.7.8~〉
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