「舜君、くすぐったいよう」 「んー…もうちょっと」 チュッ、チュッ…と、リップ音が室内に響き、私は恥ずかしくて目をつむったままカチンコチンに固まっていた。 「しゅ、舜君〜っ」 「ふふっ、耳真っ赤。今日はこれで勘弁してあげる」 そう言ってニヤリと笑う舜君の顔は、いたずらっ子そのもの。 私はもう!と頬を膨らまして、怒ったアピールをした。 「そろそろ寝るか?もう11時だ」 「あ…うん」 そこで、私は思い出す。