幼稚園の関係者、全員で初詣とご祈願に向かう。
スーツ姿の真理子先生が、やけに艶っぽい。
園長先生の横に洋祐先生が座り、その横に当り前のように友紀奈先生が座っている。
私は一番後ろの列。
これが現実。
迂闊に誘いになんか乗らなくて良かった。
ご祈願が終わって、
「それじゃ、月曜日に」
と言って、洋祐先生の車に園長先生が乗り込む。
園長先生と来るんなら、やっぱり私を誘うつもりなんて無かったんじゃん。
苦笑いしながら駅への道を歩いた。
明日も当番がなく、明後日は日曜日。
今日の初詣がなければ、長い冬休みが取れたのに……
言ってみてもしょうがないけど……
午前中で終わった初詣は現地解散で、それぞれが違う方向に去っていく
「真理子先生。今日はどこか行きますか?」
「ごめん。今日は約束があって……」
ニヤリと笑った真理子先生の顔を見て、デートなんだと気付いた。
真理子先生はキャンプ以来、洋祐先生のお友達と続いているらしい。
「分かりました。頑張ってください」
「やだー。何を頑張るって言うの」
ケタケタと笑う真理子先生が幸せそう。
スーツ姿の真理子先生が、やけに艶っぽい。
園長先生の横に洋祐先生が座り、その横に当り前のように友紀奈先生が座っている。
私は一番後ろの列。
これが現実。
迂闊に誘いになんか乗らなくて良かった。
ご祈願が終わって、
「それじゃ、月曜日に」
と言って、洋祐先生の車に園長先生が乗り込む。
園長先生と来るんなら、やっぱり私を誘うつもりなんて無かったんじゃん。
苦笑いしながら駅への道を歩いた。
明日も当番がなく、明後日は日曜日。
今日の初詣がなければ、長い冬休みが取れたのに……
言ってみてもしょうがないけど……
午前中で終わった初詣は現地解散で、それぞれが違う方向に去っていく
「真理子先生。今日はどこか行きますか?」
「ごめん。今日は約束があって……」
ニヤリと笑った真理子先生の顔を見て、デートなんだと気付いた。
真理子先生はキャンプ以来、洋祐先生のお友達と続いているらしい。
「分かりました。頑張ってください」
「やだー。何を頑張るって言うの」
ケタケタと笑う真理子先生が幸せそう。

