真帆が働く建材メーカーは人形町にある 毎日の通勤は地下鉄 仕事も順調の今、 そろそろ恋愛でもしたいと思い始めた そんな時… 「このまま起きなかったら、キスしてたかも……」 通勤の電車内で一緒になるのは、 イケメンデザイナー 「俺だから襲われないとでも思ったか？」 会社の中には初恋の幼なじみによく似た 御曹司が現れて…… 揺れる気持ちは三角関係？ ―――仕事は経験を積むと上手くなるのに、 恋愛は経験するだけ臆病になる――― そんな不器用な大人たちの 甘くない恋愛事情

コクリバ=告白する場所 私が卒業した高校にはそう呼ばれているところがあった。 「コクリバで告白したら恋が叶う」 そんな噂に踊らされた高校時代 恋愛なんて所詮一過性のモノ 一人の人を好きでい続けるなんて ある訳ないのに 「他のヤツの女になんか手を出す訳ないだろ」 「少女から女に変わる直前に芸術があるんだ」 「おまえが泣いてんのがムカつくんだよ」 「誰が一番にするか競争しない？」 無防備に傷ついた高校時代 誰にでも忘れられない恋がある。 ラブ＆サスペンス！ ＊＊＊＊＊＊＊ ご覧いただきありがとうございます。 ほのぼの恋愛小説かと思わせて ドロドロな展開です。 やっと完結しました。 長い作品ですが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。 ＊＊＊＊＊＊＊