空「でも翔あれだけ嫌だって言ってたのに、なんで急に~?」


他のみんなも興味津々と言ったように顔をみてくる。


理由はもちろん一つしかない。


翔「瑠奈と対等になるため」


ぶっきらぼうに言うと蓮・隼人・空がヒューヒューと茶かすので拳で黙らせた。

それを優也が微笑み、右京と左京が顔を見合わせ、龍我がゲラゲラ笑う。

解散してもいつも通りだった。


トントントン


階段を上がる小さな足音が聞こえ翔は口角をあげた。


優也「誰か他に来る予定でした?」

隼人「え、しらねー」

空「わかんなーい」

蓮「誰だー?」


ガチャっ


扉が開いて現れたのは真っ白い髪。その髪を見てみんなの顔が明るくなる。


瑠奈「ただいまっ。みんな」


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ほんとは優しい私のオオカミ② 【END】