さすが頼もしいな。 俺は二人にその場を頼むと突き進んだ。 翔「どけええ!!」 どこにいる瑠奈! あてもなく廊下を走り回ると白い髪が見えた。 翔「瑠奈!?」 零「…瑠奈?そう呼んでいいのは僕だけなんだけど」 こいつ…。 なんだこいつは、人形のような顔、少年のようなあどけなさの間に圧倒的な強さを感じる。 翔「愛染零…か」 零「…そうだけど?八雲」