瑠奈「翔達なにしてるかなあ...。私の事心配してるかなあ...。」 真っ黒いベッドに腰掛けて真っ黒い天井を見つめながらつぶやいた。 楽しかった学校。倉庫での思い出。最愛の人の腕の中で眠る日々。 この黒い部屋で私は3年間生きてきた。 私のせいでたくさんの犠牲があった。 私はまたそれを繰り返そうとしている。黒狼を、大切な人たちを守りたいから...でも。 瑠奈「帰りたい...。帰りたいよ...。翔」