診察室へ通され、担当医から説明を受けた。しかし、話の内容がまったく頭に入ってこなかった。ただひとつ分かったのは母が非常に危険な状態にあること、ということだった。
俺と担当医が診察室を出ようとした時だった。担当医のPHSが鳴った。
「ちょっと失礼します」
担当医は慣れた手つきでPHSを白衣の胸ポケットから取り出し、電話に出た。担当医の顔つきが徐々に険しいものへと変わっていく。
「分かった。すぐ行く」
電話を切ると、担当医は険しい表情のまま、口を開いた。
「鈴木さん、お母様の容態が急変いたしました。今すぐ私と一緒に来てください」
それを聞いた俺は一気に頭の中が真っ白になった。額から変な汗が滲み出る。俺は何も返事をすることができないまま、ただ黙って担当医の後を追った。脚だけが勝手に動いていた。
俺と担当医が診察室を出ようとした時だった。担当医のPHSが鳴った。
「ちょっと失礼します」
担当医は慣れた手つきでPHSを白衣の胸ポケットから取り出し、電話に出た。担当医の顔つきが徐々に険しいものへと変わっていく。
「分かった。すぐ行く」
電話を切ると、担当医は険しい表情のまま、口を開いた。
「鈴木さん、お母様の容態が急変いたしました。今すぐ私と一緒に来てください」
それを聞いた俺は一気に頭の中が真っ白になった。額から変な汗が滲み出る。俺は何も返事をすることができないまま、ただ黙って担当医の後を追った。脚だけが勝手に動いていた。



