あなたに贈るホラー短編小説

白鳥ミナミがアスファルトの上に

倒れたとき、

それを見た女性が、

大きく目を見開き、

辺りに響き渡るような大声で

悲鳴を上げた。






「きゃぁぁぁぁ!」






一人の女性の悲鳴を聞いて、

まわりの人たちが

ジャックナイフを持つ

オレを見ていた。






遠まきに、オレを恐れながら、

ある者は悲鳴を上げて……。






オレは倒れて動かなくなった

白鳥ミナミを見つめながら、

昔聞いたおばぁちゃんの話を

思い出していた。