あなたに贈るホラー短編小説

僕はコンビニを後にした

白鳥ミナミを

仕事をほおりだして、

追いかけた。






僕は今日という日を

待っていたから……。






白鳥ミナミに会えるこの日を

ずっと、ずっと、

待っていたから……。






僕はバッグの中に隠し持っている

ジャックナイフを

ポケットにしのばせ、

そのジャックナイフで、

白鳥ミナミの胸を刺すことを

想像しながら、

閑散とした道路を走っていた。






〈 ミナミさん、待っててね。




ミナミさんは今日、

僕の中で、

永遠の存在になるんだよ。






ミナミさん、それってまるで、

ミナミさんの小説みたいに

夢があるお話だと思うでしょ。






ねぇ、ミナミさん、

アナタはきっと、

妖精になれるから…… 〉