あなたに贈るホラー短編小説

しばらくすると、白鳥ミナミは

オレンジジュースと

パンを持って、

僕の前にやってきた。






僕は間近で白鳥ミナミを見つめ、

ドキドキと胸を高鳴らせ、

足が地につかないような感覚で、

浮かれていた。






〈 白鳥ミナミさん、

いつもツイキャスを拝見している

大地カケルです。




ミナミさん、

僕のことがわかるでしょ 〉






僕は心の中で、

白鳥ミナミにそう話しかけたが、

僕は自分の思いを

言葉にできないままに

白鳥ミナミの会計を済ませた。