あなたに贈るホラー短編小説

その日も一時間で、

白鳥ミナミのツイキャスは

終わった。






僕が時計に目をやると、

午後の十一時。






僕はパソコンの画面を

『ノベルの国』のマイページに

切り替え、

連載小説を書き始めた。






僕には一日、

百人の読者がいるが、

その読者数では

僕の夢は叶わない。






白鳥ミナミの小説には、

一日、五千人の

読者がいるのだから……。






僕は、白鳥ミナミと

自分との間にある

果てしない距離を思うと、

自分の夢が、遥か遠くに

霞んで見えた。






僕は本当に、

夢を叶えられるだろうか?






僕はぼんやりと

そんなことを思いがら、

パソコンで文字を書き続けた。