あなたに贈るホラー短編小説

僕はパソコンに映る

白鳥ミナミの

『妖精たちの夢の国』の

表紙イラストを

じっと見つめながら、

白鳥ミナミの声を聞いていた。






まだ見ぬ白鳥ミナミは、

いったい、どんな人なのだろう?






美人なのか? 性格はいいのか?

優しいのか? 意地悪なのか?






僕は白鳥ミナミのコメントを

聞きながら、

白鳥ミナミという女性を

想像した。






〈 あんな素晴らしい

穢れのないファンタジーの世界を

書いている人だから、

きっと素敵な人に違いない。




僕は白鳥ミナミに会ってみたい。




彼女は僕の憧れの

人だから…… 〉