あなたに贈るホラー短編小説

僕はドキドキしながら、

白鳥ミナミがみんなのコメントを

読むのを聞いていた。






白鳥ミナミは、

自分のツイキャスに訪れた人を

大切にしている人で、

自分のファンにはわけ隔てなく

接していた。






僕はそんな素敵な性格の

白鳥ミナミが好きで、

彼女の声に酔いしれている。






そしてついに、

白鳥ミナミが、僕のコメントを

読む順番がやってきた。






僕はその瞬間が待ちきれなくて、

胸の鼓動がドキドキと

鳴り止まなかった。