リアル炎上「GPS」

「キミは将来、偉くなれると思うかい?」




私は泣きじゃくるその子に話しかけた。




するとその子は、泣きはらした目を私に向けて、私に言った。




「僕は偉くなりたい。

どんなことをしても、どんなものを犠牲にしても……。

僕は運命を変えたいんだ。

僕は今の自分じゃない誰かになりたい。

僕は生まれ変わって……、それで……」




その子は泣き崩れて、私にそれ以上は話せなかった。




この子を幸せにしてあげたい。




それが私の夢だった。




私はその夢のために、今までずっと、生きてきたんだ……。