リアル炎上「GPS」

建物の外に出ると、そこは街灯一つない山の中だった。




私は暗闇の山奥で、自分がこれから何をするべきかを考えようとしたとき、吐き気がして、建物の近くの草むらにうずくまった。




逃げなくてはならないと、思ってはいるものの、私はさっきまでの拷問のせいで、しばらくの間、立ち上がれなかった。




私は建物の中の様子が気になった。




私がこの建物から逃げ出したことは、きっとすぐにバレてしまう。




そしたら、百人のならず者たちが、私を探し出すために、この建物の中から一斉に出てくるだろう。




〈 せめて、まともに歩けさえすれば、ヤツらに見つからずにすむ方法もあるはずなのに…… 〉




私は吐き気をこらえながら、フラフラと立ち上がり、建物から遠ざかった。




〈 頼む、ほんの一瞬でいい。

私の体よ、私の言うことを聞いてくれ!

私がTGTでなくなるそのときまで 〉