僕には憎むべき相手がたくさんいた。




父、母、親戚、学校の先生、クラスメイト、近所のおじちゃん、おばちゃん、その他僕を蔑むたくさんの人たち。




僕の心は、いつも、僕を見下す周りの視線に苦しめられた。




世の中の底辺に生まれてきた僕をバカにして、見下す人を僕は一人残らず殺したい。




僕はクズでもゴミでもない。




僕はいつか偉くなる。




世の中にたった一人でも、僕をバカにする人がいなくなるように……。