リアル炎上「GPS」

僕にはお金もない、
温かい家庭もない、
明るい未来もない。




だけど、有り余るくらいの孤独な時間があった。




僕はそんなとき、部屋の隅で考えごとをして過ごした。




僕はいつも自分の内側にある感情に話しかけ、自分の思いを頭の中に巡らした。




もしもで始まる無数の物語が、僕の頭の中で、浮かんでは消えていった。




僕が好んで想像したのは、復讐の物語だ。





人を恨み、憎む心。




僕の中に充満するその思いを僕は復讐という形で晴らしたかった。