リアル炎上「GPS」

浴槽には水が並々と入っており、その水から湯気が立つようなことはなかった。




それどころか、浴槽の水の中にはたくさんの氷が浮いていて、この浴槽の水が、真冬の池の中の水のように冷えきっていることが想像できた。




「池下、今からお前には、この浴槽で入浴してもらう。

浴槽の水はお前のために、とびきり冷たくしておいた。

冷たい水で頭を冷やせば、バカなお前の考えも変わるだろう」




〈 何を言ってやがる…… 〉




私はそう思いながら、氷が浮いている浴槽の水を見つめた。




〈 私はこんなクズたちとは違うんだ。

私は偉くなったんだ。

それなのに、この仕打ちは何だ?

あまりにもひどすぎる 〉