リアル炎上「GPS」

人間の体を壊すのは簡単だけど、その傷をいやすことは、容易ではない。




オレは池下の指を砕く度に、もう池下の指が動くことはないだろうと思った。




「池下、少しだけお前に考える時間をやるよ。

今までの自分が間違っていなかったかどうか、一人で考えてみるんだな」




オレはそう言って、自分のフォロワーたちに目を向けた。




「みんな、一度この部屋を出よう。

池下を一人にして、ヤツに考える時間をくれてやろう。

刑期は三日ある。

オレたちは三日以内に目的をはたせばいいんだ」




オレはそう言って、池下に背中を向けた。




復讐はまだ始まったばかりだ。




せっかくのフルコースのディナーを前菜だけで満足したら、もったいないから……。




オレは池下がいるその部屋を後にした。




そしてその瞬間、オレのフォロワーたちから、歓喜の声が上がった。