リアル炎上「GPS」

池下の叫び声が響くこの部屋の中で、誰もが池下の指の骨が砕けたことがわかった。




オレたちにはもう、引き返す道はなかった。




当初の予定通りに、池下に拷問をかけ、R-GPS法を間違った法律だと認めさせるだけだ。




オレは泣き叫ぶ池下の顔を思いっきり踏みつけた。




「池下、オレたちは脅かしはしない。

本気でお前を拷問にかけるんだ。

さぁ、池下、頭が冴えたところで言ってみろ。

R-GPS法は、間違った法律だって」




「名城純、お前は私の考案したR-GPS法のマネをしているみたいだが、お前のは、ただの犯罪行為だ!

お前は罪に問われるんだ!」




「そんな些細なことはどうでもいい」




オレはそう言って、泣いている池下の顔をまたさらに踏みつけた。




「オレは今回の復讐が終わったら、復讐を遂げたことを世の中に発表し、すべての罪をかぶって自首するつもりだ。

お前を拉致する前から、もう覚悟はできている。

だからオレの心配はするな。

お前は自分の心配だけしておけ!」