リアル炎上「GPS」

「それでは、池下聖夜に第一回目の質問をする」




オレはそう言って、池下を見下ろした。




「R-GPS法は、腐った法律で、あの法律を考案したことは間違いだった。

池下、お前の意見もオレと同じだな」




オレがそう言うと、池下の恐怖に歪んでいた顔が、みるみるうちに怒りに満ちてきて、池下はオレをにらんで言ってきた。




「ふざけるな!

お前みたいなならず者の脅かしで、私の意見が変わるものか!

R-GPS法ができてから、どれくらい犯罪が減ったと思っているんだ。

じつに犯罪の件数は、半分以下に減ったんだ。

それに伴って、警察の数も減った。

刑務所も警察署も、しだいに減少しているんだ。

これが国の経済にどれだけ貢献しているか、お前たちにはわかるまい。

私はこの国を救ったんだ」