リアル炎上「GPS」

「池下さん、お話はよくわかりました。

誰かがあなたに危害を加えようとしている。

でも、その誰かがわからない。

そうですね」




「その通りだ。

警察は早く、犯人を捕まえてくれ!」




「池下さん、私たちも市民の安全に気を配るのが仕事です。

ですが、池下さんのお話は、まだ漠然とし過ぎているため、本格的な捜査をするのは難しいと思います」




「犯罪が起きてからじゃ遅いんだぞ!

キミたちはそれがわかっているのか!」




「池下さん、また何かあったならば、ご連絡を下さい。

私たちも、犯罪を未然に防げるように努力します」




私と警察官との話はそれで終わった。




私の身に迫っている危機は、少しも解決することはなかった。