オレは最後に、R-GPS法の愚かしさをインターネットを通じてみんなに伝えられないことが悔しかった。




世の中にたくさん存在しているR-GPS法を憎む人たちに、オレは自分の気持ちを知って欲しかったから。




オレの意識がしだいに薄れ、オレは今にも、意識を失いそうだった。




オレは意識を失う間際に、ある思いが心をよぎってた。




〈 オレは出来損ないの詐欺師だ。

でも、オレへのこの仕打ちは、あまりにもひどすぎる 〉




オレは最後にそんなことを思い、やがて意識を失った。