リアル炎上「GPS」

「真人くん。

私の愛しいTGT。

これであなたともお別れね。

あなたはもう、まともには生きられない。

R-GPS法は、あなたの罪を裁いたの!

サヨナラ、真人くん。

残りの人生を楽しく生きて下さい」




菜々子はそう言って、オレの元を去っていった。




アスファルト上に倒れ、ピクリとも動けないでいるオレを見知らぬ人たちが、取り囲んでいた。




オレはその人たちに「助けて」と言おうとしたが、オレは声を出せなかった。




世の中の人たちは、TGTに対して、残酷だとオレは思った。




瀕死のオレに声をかける人さえいないのだから。




オレは、激痛と悔しさと憎しみの中で、NJのことを思っていた。