リアル炎上「GPS」

オレと聖夜は、ずっと会わずにいたのだけれども、何の前触れもなしに、ある日突然、聖夜からオレに金が送られてきたんだよ。




現金書留で送られてきたその封筒の中には、オレが日雇いで働いたときの七日分の金が入っていたんだ。




オレはそれを見たらさぁ、何年かぶりで聖夜と話したくなって、前祝いにコップに入っている焼酎を飲み干して、聖夜に電話したんだ。




オレが受話器に耳を当てて、呼び出しのベルの音を聞いているとき、オレは久しぶりにドキドキしていたよ。




聖夜のバカも、働く歳になったんだって……。




オレも聖夜におめでとうを言ってやろうって……。