リアル炎上「GPS」

「聖夜、高校なんかに行くな。

生きていくのに、勉強なんていらないんだ。

自分の名前くらい書ければ、日雇いの肉体労働くらいできるんだ。

早く働け、お前のためだ」




オレが聖夜にそう言うと、聖夜はオレに何も言わずに、下を向いて、ボロボロ涙をこぼすんだよ。




めんどくさいガキだって、オレは思ったね。




世の中に必要なのは、学問じゃなくて、金なんだ。




オレはそれを知っているから、聖夜に言ってやっているのに……。




オレは勉強なんてできなくてもいいから、金だけが欲しい。




知識を詰め込む時間があるのならば、酒を飲みたい。




それがつまらない人生を楽しく生きるコツだよ。




聖夜はガキだから、学問なんていう気取ったものを欲しがるんだ。




バカだね、うちの息子は……。




聖夜を見ると、オレはがっかりしてため息が出たんだ。