リアル炎上「GPS」

小学生の聖夜がある日、オレに言ったんだ。




「僕は高校に行きたい」って……。




オレは聖夜のその言葉を聞くと、コッブに入った焼酎を飲み干して、聖夜に言ったよ。




「お前が何しに高校に行くんだ?」って。




そしたら聖夜が瞳に涙をためてオレに言うんだ。




「僕は高校に行って勉強したい。

勉強して偉い人になりたい」って。




オレは聖夜のその言葉を聞いて、使えないガキだと思ったよ。




うちは貧乏なんだ。




聖夜だって、それくらいのことはわかってる。




それならば聖夜は、高校なんかに行かずに、働いてオレに金をよこせばいい。




聖夜はバカとバカの間に生まれた子どもだ。




勉強なんてやらない方がいい。