リアル炎上「GPS」

拓海は僕を車に乗せると、猛スピードでその場から逃げ去ってくれたよ。




僕は助手席に座りながら、さっきまでの夢のような出来事に興奮して、心臓がドキドキと、大きな音を立てていたんだ。




拓海が来てくれなかったら、あのあとどうなっていたのだろうと思うと、僕はゾッとしたよ。




想像力が乏しい僕にでも、僕がリンチにあい、大ケガをしたことくらいは想像できたから……。




僕がホッと胸を撫で下ろし、ため息をついたとき、拓海が僕に言ったんだ。




「竜也、よかったな。

心配したんだぜ」って……。