リアル炎上「GPS」

拓海は本当にいいヤツだよ。




僕はあいつに出会えたことに感謝しているんだ。




僕に判決が下されてから三日目、僕はリベンジャーたちに囲まれてしまったんだ。




僕のまわりを十人の男女が囲んで、僕にはもう逃げ道はなかった。




そんなときだよ、拓海が僕を助けてくれたのは。




拓海はクラクションを鳴らしながら、僕を囲む人たちの輪に車で突っ込んできたんだ。




拓海のおかげで、僕のまわりにあった人の輪が、形をなくして散らばっていくのを僕は見ていた。




そして拓海は、車の窓を開けて、僕に叫んだんだ。




「竜也、早く乗れ!」って……。




僕は無我夢中で、拓海の車に乗り込んだよ。




僕は拓海のおかげで、地獄から脱出することに成功したんだ。