リアル炎上「GPS」

私は家を抜け出して、お父さんのところに行こうと思ったの。




私はもう、あんなお母さんと一緒に暮らすのはイヤだったから……。




お父さんの住んでいるところを私は知っていたけど、そこはとっても遠い場所だったわ。




歩いて三時間もかかるのよ。




でもね、私は夜の暗がりの中、お父さんが住む場所を目指して歩いたの。




私は一人で怖かったわ。




誰かに一緒にいてもらいたいって……。




でも、私は歩いたの。




あの家にいるのが辛かったから……。




私はね、お父さんならば、きっと私を救ってくれるって信じてた。




だから、私は歩き続けたの。




お父さんが住むその場所に……。