リアル炎上「GPS」

これは、私が小学校二年生のときの話なんだけどさぁ、私のお母さんがね、お気に入りの男にフラれてさぁ。




あのときの私のお母さんの顔は、まるで鬼みたいだった……。




私はできるだけ、お母さんの機嫌を損ねないように、何もしゃべらず、部屋の隅で、じっとしていたの。




だけどね、私は何も悪くないのに、お母さんは、私を怒鳴るの。




私はいけない子どもだって……。




私がいるからすべてが上手くいかないんだって……。




大人って、勝手だよね。




好きで生んだくせに、大きくなったら、邪魔もの扱いして……。




私は目に涙をいっぱいに溜めて、お母さんに言ってしまったの。




アンタなんて、嫌いだって……。




アンタなんて、死んじゃえって……。




そしたらね、私の頬に、目から火花が飛び散るくらいのビンタが飛んできたの。




それも、何度も……、何度も……。




私は泣いてお母さんに謝ったわ。




でもあの人は、私を許してはくれなかった。




私はその日、お母さんが眠ったときに、こっそり家から抜け出したの。